ペイフォワード(可能の王国づくり)

コーチング

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1、人生は楽しいもの

 

私の元にも「人生が楽しくない」「どう生きていいのか分からない」という相談が後を絶ちません。それほどまでに自分の人生に悩まれている方々が多いことに驚きを隠せません。

 

私が生まれた昭和37年は、それはそれはみんながみんな生きるのに、食べるのに、やっとなほどの貧乏でしたから、娯楽なんてものはやっと広まってきたテレビを見るぐらいでした。

 

でも当時の日本は高度成長期という風が吹いていましたから「これから日本は良くなる」というかけがえのない希望が多くの日本人の中で溢れかえっていたのは事実だと思います。

 

その反面、今の時代は何でも揃っていますし、食べるのに困るなんて方は一部を除いてそういないのではないでしょうか。つまり「生活するために働く」という感覚はありません。

 

私から言わせれば贅沢な悩みなんですが、現実多くの悩みの根幹にあるものは自己実現の欠落なんだと思います。自分が人生をどう楽しみながら謳歌出来るかがとても重要なんです。

 

私はこのような自己成功に関する欲求に対しては、とても肯定的です。というかそれ以外はありません。人間は楽しむために、生きがいを発揮するために、生きているからです。

 

この生命は奇跡的なものです。であればせっかくの人生を徹底的に楽しまなければもったいないとは思いませんか?、いいですか?、人生は楽しむもので悩むものではないんです。

 

人間にはそれぞれにミッションがあると思っています。そう誰一人たりとも無駄な生命なんてありません。早くそれを見つけて、この奇跡的な人生という時間を謳歌しましょう。

 

難しく考える必要なんて無いんです。奇跡的に与えられたこの人生という時間を、自分の楽しいことに使うことに集中すればいんです。だって嫌いなことをするってイヤですよね。

 

徹底的に好きなことをやるんです。誰にだって好きなことってありますよね?、それを突き詰めている時って楽しくないですか?、それこそ時間さえ忘れてしまうほど没頭します。

 

しかし今の方々は世間体を気にしたり、生活があるからという言い訳を並べては勝手にそんな素晴らしい時間を放棄しています。これって本当に勿体ないことだとは私は思います。

 

仕事って楽しいものなんです。仕事が苦痛であればそんな仕事はとっとと辞めてしまえばいいんです。そして自分の好きな仕事をするんです。そうすれば仕事は快適に変わります。

 

仕事が好きで快適だったら楽しいですよね。そうみんながみんな分かっているんです。でもやらないのは何故でしょう?、生きるって冒険でもあります。でも冒険って楽しんですよ。

 

失敗なんてありません。失敗があるとしたら楽しく生きることを放棄して苦痛な人生から抜け出さないことです。自ら行動しないことこそ私は罪なことだと心より思っています。

 

繰り返しますが、人生は楽しいものなんです。そして全ての方々はこの人生を楽しむ権利があることを忘れないで下さい。たとえそれがどんな環境であってもみんな平等なんです。

 


2、幸せになる勇気

 

アドラー氏の自己啓発本「嫌われる勇気・幸せになる勇気」が有名になりました。私も読ませて頂きましたが、奥深い内容に共鳴する部分が多々あったことは言うまでもありません。

 

特に幸せになる勇気はどうか持って頂きたいと願ってやみません。何故なら先ほども何度も書きましたが、人間は幸せになるために生まれてきたことを知っているからなんです。

 

しかし私の元に相談に来る方々の多くは、自分の不幸せを訴えてきます。そんな苦しみを聴いていますと、本当に悲しくなり何とかその思考を転換するにはどうすればいいか?

 

を真剣に考えずにはいられなくなるのです。そして不思議なことにその殆どの方々は私の話しを聴いていると元気が出てきては、この幸せになる勇気を行使するようになるのです。

 

幸せになる勇気って、コマーシャルでやっている「ヤル気スイッチ」みたいなもので、ちょっとしたキッカケで幸せになる勇気が溢れかえってくるからとても不思議なんですね。

 

ですから今日から、今からどうかこの幸せになる勇気を持って下さい。誰もがこの幸せになる勇気をもっているのです。ただそれを自ら封印しているだけでそこに必ずあるのです。

 

確かに幸せになる勇気を行使するのはそう簡単ではありません。今まで生きてきた自分なりの価値観が徹底的に邪魔をするからです。つまり今までの人生を否定しなければいけません。

 

今の不幸せは自ら導き出したものです。そう自分で選択した結果が今なのです。それが仮に不幸せな生活であっても、そこから抜け出すには相当な覚悟が必要なのことなのです。

 

しかしその壁を突き抜けなければ、本当の幸せはやっては来ないんです。そしてその壁を突き破ることが出来るのは自分自身しかいないことをどうかここで理解しておいて下さい。

 

これこそ「快適と苦痛の法則」と呼ばれるもので、人は快適を求め苦痛から逃れるものです。つまり今の不幸せは自分が快適と思って導いたものだということを知りましょう。

 

それを理解した上で、改めて自分にとっての快適に対する思考を転換しなければいけません。今までの概念を覆すのですから、それはそれは厳しい試練になるかも知れません。

 

だからこそ「幸せになる=勇気」なんです。勇気が無ければ今までの人生を変えることは出来ません。そしてただイタズラに時が過ぎては「こんなはずじゃなかった」と嘆くのです。

 

人生80年としてたったの25臆秒です。こうしている今でも確実に「死」に向かっていることは紛れもない現実です。この1秒1秒を無駄にするなんて本当に勿体ないとは思いませんか?

 

でれあれば変わるのです。変わると決断するのです。どうか幸せになる勇気を正々堂々と行使して欲しいのです。人間は変わることが出来ます。これは私の経験上間違いありません。

 

一人では無理ならば誰かに導いて貰うのも一つの方法です。どうか今現在、不幸せを感じているのであれば「ヤル気スイッチ=幸せになる勇気」を押して生きがいを見つけましょう。

 


3、ポジティブ思考が環境を変える

 

挫折こそ人生における最大のチャンスと言ったらどう思いますか?、でもこれって本当のことなんです。殆どの成功者はこの挫折から始まったと言っても過言ではありません。

 

何故かと言いますと、平々凡々に生きている方々が人生を変えるような覚悟を持って行動に移しますでしょうか?、答えはNOです。そんな無謀な道を選択するはずはありません。

 

成功者は変えざるを得なかったから変わったのです。溢れんばかりの現状の不満や挫折がバネになって人生を切り開いていった方々です。そして人はそんな方々を成功者と呼びます。

 

ここで重要なことが、成功者と呼ばれる方々はそんな挫折をネガティブではなく、とてもポジティブに捉えて、変化願望に対して希望を持って徹底的に駆け上って行ったことです。

 

つまりは挫折が無かったら、殆どの成功者は成功者としての地位を築いてはいなかったでしょう。だから挫折こそ、ハンパない迷いこそ、人生を変える最大のチャンスなのです。

 

「私ってこの程度かな?」と人生を諦めてしまっては変化も、そしてチャンスもありません。またこのような挫折をネガティブで捉えては自己肯定している方の何と多いことか。

 

自分で自分の可能性に蓋をしているにも関わらず、自分の不幸を嘆く方々って本当に多いものです。ネガティブさこそ成功において、人生において最大の落とし穴だと知りましょう。

 

「塞翁が馬」の話しを知っていますよね。人生はどんなことが起こってもそれをポジティブに捉えれば素晴らしい経験へと化していきます。しかしながらその逆も然りなんです。

 

ここで私が伝えたいのは、人生は良いことも悪いことも起きます。思った通りに行かないこともたくさんあります。淋しさや悲しみに苛まれることも多々あるものです。当然です。

 

ただしそんな出来事をどう反応するかは自分に与えられた自由だということは覚えておいて下さい。これこそ「刺激と反応の法則」です。そう刺激に対する反応に束縛はありません。

 

いつでも楽しそうにしている人っていませんか?、別に何か良いことが特別にあったわけでも無いのに、常に全ての出来事を肯定してはそれを真摯に受け止めている方々のことです。

 

そしてそんな方々の周りには、同じような多くの笑顔の輪が広がっていることは本当です。まさしく引き寄せの法則ですよね。ポジティブさはポジティブさを引き寄せるのです。

 

だから人生を楽しんでいる方々の元にはネガティブな方々って寄って来ないものです。私の個人的な周りにも本当にポジティブな方々ばかりで溢れているのは言うまでもありません。

 

良い例が天国と地獄の話しです。天国では常に笑顔に溢れてみんなと楽しく分かち合って暮らしているのですが、地獄では憎しみ合い、妬み合いがドロドロとみなぎっているのです。

 

つまり、ポジティブ思考でいれば人生の環境が変わるということを言いたいのです。もし幸せに暮らしたいのであれば、今日から何事にもポジティブで捉えることをお勧めします。

 


4、人生に行き詰まったら

 

それでも人生に行き詰まったらどうするか?、という話しをしましょう。こうした話しをしても「はい、生まれ変わりました!」なんて簡単なことではないことは十分知っています。

 

繰り返しますが、今まで何十年もかけて包み込んできた悪い思考習慣はそう簡単には剥がれないのは当たり前のことです。何故なら思考転換が安易なものであれば誰も苦労しません。

 

だからこそ多くの自己啓発本が売れているのです。今の人生を変えたい一心で人は多くの言葉を求めているのです。そんな方々とお話しする機会が増えた私もそんな一人でしたから。

 

ではどんなことをしても人生に行き詰まったら、まず一旦全てのことをリセットしちゃいましょう。決して出来ない自分を責めることはやってはいけません。それでは本末転倒です。

 

まずは徹底的に自分を好きになることです。嫌いでも、好きだと、大好きだと自分を可愛がってあげて下さい。褒めてあげて下さい。だって必死に頑張って来たんですから当然です。

 

どんなマイナス面も、どんな嫌な部分もまずは一旦受け入れましょう。そして重要なことはそんな些細なことはとっとと忘れてしまうことです。自分から切り離してしまうのです。

 

そして長所や、出来たことだけにフォーカスするのです。出来ない自分ではなく出来た自分に意識を向けて、清々しい気持ちで大好きなことに意識的にでも目を向けてみて下さい。

 

何でも簡単に山を登れるわけがありません。大きな崖にぶつかったり、天気が荒れて台風の時もあるんです。そんな時に強引に動いては大きな怪我をするだけ、遭難するだけです。

 

まずは休憩するんです。登山でも強行は一番危険なことです。まずはユックリと身体を、思考を休めることです。自分は弱いなんて思わなくていいんです。自己否定はいけません。

 

まず冷静になりましょう。そして私の言葉を繰り返し繰り返し叫んでみて下さい。「神様は越えられない試練を私には与えない、だから私はこの試練を必ず乗り越えられる」とです。

 

いいですか?、当たり前に生きている人生そのものは当たり前ではないんです。本当にラッキーなことなんです。そんなラッキーさの中で起こった様々な試練は神様の贈り物です。

 

私の大好きな言葉で「神様はあなたにプレゼントする時にそれを問題の中に包み込む」というものがあります。そう問題や挫折や苦しみの中にこそ神様からのプレゼントがあります。

 

ゆっくり休みましょう。焦ることはありません。難しく考えることもやめましょうよ。太陽が登らない日が無いように、しっかりと気分転換することも悪くはないはずですよね。

 

そして気持ちが落ち着いたらまた走り出せばいいんです。やりたいこと、好きなことをまた最初から始めればいいんです。今は余計なことは考えずにまず体制を整え直しましょう。

 

人間ですもん。落ち込むこともありますよ。凹むこともありますよ。ただ覚えていて欲しいのは絶対に目的だけは見失わないでいること、決して諦めない決断は忘れないことです。

 

間違わないでほしいのはこれは決して「逃げる」ということではありません。一度逃げますと逃げ癖が付きます。ですから問題と真摯に向き合い直すための戦略と捉えて下さい。

 

そして重要なことはこれから幾度となく襲ってくる問題の解決方法を学ぶのです。これは「覚悟」でしかありません。最後は挫折に対して逃げないで立ち向かう覚悟をもつことです。

 


5、出会いこそ人生転機の最大チャンス

 

ここで人生に行き詰まった、また今の人生を変えたいという方々に、最高のアドバイスをさせて頂きます。それは「人との出会い」です。人は一人では生きてはいけないのです。

 

人はいろいろな方々との触れ合いの中で自分を見出し、また成長させるきっかけを作るものだからです。成功者と言われる方々は最高の出会いをきっかけに大きく人生を変えました。

 

自己啓発本の先駆けである「思考は現実化する」の著書ナポレオンヒル博士は成功者カーネギーとの出会いから始まりました。そのことで成功を理論化したことは凄いことです。

 

ビートルズのジョンレノンとポールマッカートニーとの出会いが音楽の歴史を変えたのは誰もが知っていることです。二人の出会いが無ければ今の音楽は全く変わったことでしょう。

 

スティーブジョブズとエンジニアのスティーブウッズニアックの出会いがあのAppleを生み出しました。今こうしてスマホが当たり前なのも二人の出会いがあったからと言えます。

 

日本の歴史的に見れば、織田信長と豊臣秀吉との出会い、勝海舟と坂本龍馬との出会い、島津斉彬と西郷隆盛との出会い・・も全てが人生の転機となる出会いそのものでした。

 

私事で言えばメンターとの出会いが無ければ今このようなブログを書いてはいないでしょう。成幸者の知恵を学んだことで私の人生が大きく変わったことは言うまでもありません。

 

つまり私の言う出会いとは、人生を変える程の出会いを指します。今挙げた方々(まだまだあります)の出会いだけでも出会いがどれほど人生を変えるのかがよく分かるかと思います。

 

繰り返しますが、もし成功したいのであれば、今の人生を変えたいのであれば、人生の意味を見出せないでいるのであれば、それを導いてくれる方との出会いは絶対に必要です。

 

一人でいくら考えていても何も環境は変わりません。環境を変えるのは行動でしかあり得ません。そしてその行動の道しるべこそ、こうした出会いを引き寄せるべきなのです。

 

「どうしたらそんな出会いが見つかるのでしょうか?」という声が聴こえて来そうですが、まずは本やネットなどで尊敬出来る方をフォーカスしてまずは「会いに行く」ことです。

 

「そんな方が会ってくれるか?」なんてすぐに壁を作らずに、まずはダメでもともとでアポイントを取ってみるのです。何でもやってみなければ決して答えは出て来ませんから。

 

こういう私も私のメンターとは弟子入りまで半年以上の時間を有しました。何度も何度も断られましたが、私は決して諦めずに頼み続け最後はメンターが折れた感じだったのです。

 

この出会いのテーマでもそうですが、すぐに無理と思わないで命がけでやれば扉は開かれるものだという意識を持ちましょう。それこそ成功思考ですし近道も抜け道もありません。

 

しかしこの出会いが素晴らしいものであれば、間違いなく人生の大きな転機となることは間違いありません。もちろん会ってからの努力は当然ですがまずは大きな一歩ではあります。

 

さあ、くすんでいないで動きましょう。声を出しましょう。手を差し伸べましょう。必ず何かの変化があります。それこそが人生における最高の分かれ道になることを約束します。

 


6、成功は成幸と知るべし

 

私は成功者を成幸者というようにいつも捉えて生きています。この社会において成功者と呼ばれる方々はとても多いですが、本当の幸せを掴んでいる方って僅かだと思っています。

 

いくらお金を稼いでいても、不労所得で自由に暮らしていても、そこにどんな幸せがあるのでしょうか?、マスコミが取り上げる成功者って殆どがこのような上っ面だけのものです。

 

では以前のメールにも書いたことがありますが、成幸者の「幸せ」ってどんなことを指すのか?、ここに私なりの「幸せの定義」を掲げてみたいと思いますので考えてみましょう。

 

【仕事】

 

仕事がつまらなければそこに幸せはありません。よく「あ〜あ、明日からまた仕事か!」って言っている方がいますが、その方にとって仕事の意義が何のかとても不思議になります。

 

「仕事=与える価値」です。この与える価値に満足していないこと程、不幸なことなありません。まず自分の仕事の意義を、与える価値をもう一度見つめ直すことをお勧めします。

 

【経済力】

 

この資本主義の社会においてこの経済力が無ければそこに幸せを見出すことは出来ません。食べること、住むこと、着ること全てはこのお金が無ければ買うことは出来ないからです。

 

誤解しないで頂きたいのは、億万長者が凄いなんてことを書いているのではありません。後でも書きますが、お金に支配されるお金の亡者、拝金主義では幸せは得られないのです。

 

【健康】

 

健康ほど「幸せ」にとって重要なことはありません。不健康ですとどんなお金持ちでもそこに幸せはないのです。健康であるからこそ人は目標に向かって意気揚々と向かえるのです。

 

ただここでも誤解しないでいただきたいのは、決して健康とは五体満足なことだけを指してはいません。健康上どんな困難を抱えていても気持ちが健康であれば幸せは感じられます。

 

【人間関係】

 

人はこの社会においていろいろな人間関係の中で生きています。この人間関係に問題がありますと人は苦痛を感じます。ストレス社会とは人間関係ストレスと言ってもいいでしょう。

 

良き人間関係は生きている喜びを感じ、そして生きる勇気を与えてくれます。どうか素晴らしい人間関係という宝を自分の力で引き寄せることが重要だと断言してもいいと思います。

 

【社会との関わり】

 

人は社会における一員です。そしてその一員として社会に貢献することこそが最高の幸せをもたらすことを知っておくべきです。社会との関わりは群れる動物ならではの欲望なのです。

 

成功したからこそ社会に貢献することの重要性は高まるのです。それを蔑ろにすることは、とても浅はかな行為でありそれを成功とは決して言わないことをここで覚えておきましょう。

 

以上「幸せの定義」を私なりに書いてみましたが、私は最後の社会との関わり、つまりは社会貢献を一番大切にしています。今私たちが生きているのは先人の方々のおかげなのです。

 

だからこそ生きている限り次の世代に素晴らしい社会を引き継ぐことこそ、最高の幸せだと思うのです。どんな些細なことでもそこに生き甲斐があればそこには幸せが溢れているのです。

 


7、お金とは支配するもの

 

昨今「格差社会」と言われて1%の金持ちと99%の貧乏人の社会はいけないという風潮が溢れていますが、私は一概にそれに賛成することはありません。成功することは大切なんです。

 

この資本主義の社会において成功を目指すことはとても素晴らしいことであり、誰もが憧れるものだと思います。人生における殆どの問題はお金が解決すると言ってもいいでしょう。

 

どんなに素晴らしい思想を持っていても、やはりそこにお金という資源が無ければ意味がありません。「お金=力」であり「お金=夢を叶える」ものだということは間違いないのです。

 

私も昔、貧乏時代の頃にはそれはそれはお金に苦労しました。「お金さえあれば・・」とお金だけにフォーカスを当てては、お金さえあれば人は救われると本気で信じていました。

 

ですからお金が入ってくるようになった時、私はお金を支配する側ではなく支配される側になってしまったのです。まるで人間が変わったかのように有頂天になったのを思い出します。

 

お金に支配されますと、人はまるで天下を取ったかのように人を見下すようになります。そしてお金を増やすことだけに意識を向けては、まさしくお金の亡者となってしまうのもなのです。

 

私もそうでした。だからこそそんな失敗を今に活かしているのです。お金は確かに必要です。ただお金とは夢を叶えるただの道具にしか過ぎないことを私は今更ながらに知ることなりました。

 

これから成功を目指す方々にこれだけはしっかりと覚えていてほしいのですが、お金を稼ぐことが目的ではありません。そのお金でどう社会に貢献するのかが重要なことだということをです。

 

このような思考でいればお金に支配されることはありません。お金とは支配して初めて自分の分身としての価値を見出してくれるものだからです。ここを履き違えては絶対にいけません。

 

先ほども述べましたが、この社会が資本主義の社会であれば間違いなくお金とは最高の力になります。社会を動かすことも出来ますし、いろいろな困っている人を救うことも出来るのです。

 

つまりお金とは使う側の意識次第で善にもあなれば悪にも成り得ることを心得ていなければいけません。その意識がしっかりとしていればお金は最高の道具になってくれることでしょう。

 

私の知り合いだった方でお金だけにフォーカスする方がいました。いくら稼いでいるのか?、どんな暮らしをしているのか?、だけを考えては常に人と比較していました。

 

その方がどうなったか?、はもう理解の早い方は分かるかと思いますが、最後は詐欺まがいなことで逮捕されて自己破産したのです。それから付き合いが無いので今は分かりません。

 

私が言いたいのは清貧さを尊いと言っているのではなく、当然に物欲を満たすのも良いと思います。豪邸に住んでも高級車に乗ってもそれは自分のご褒美として全く問題ありません。

 

ただそこだけで思考をストップさせるのではなく、更なる高みを目指してその得たお金という道具を多くの方々のために、社会のために使うことの尊さを説いているだけなんです。

 

それこそがお金を支配する思考だと、私は今でもお金に惑わされることなく、それを利用した生活を心がけているのです。これが成功を目指す資格なんだと頑なに信じているのです。

 

8、感謝の気持ちが世界を変える

 

お金よりも世界を変える方法があることをご存知でしょうか?、それこそが「感謝の心」なんです。「感謝」こそが人間を謙虚に成長させてくれる最高の思考習慣だと思っています。

 

私がいつもこのブログの最後に「感謝」と付け加えているのは、まさしく読者の方々への感謝であり、貴重なお時間を頂いた「ありがとうございました」という気持ちそのものです。

 

世の中はいろいろなことがあります。良いこともあれば悪いこともあります。楽しいこともありますが辛いこともあります。でも私にしたらその全てが感謝の気持ちでいっぱいなんです。

 

何故ならその全ての出来事は自分を成長させる糧になることを知っているからです。無駄なことなんて起こりません。必要だからこそ試練のように体験させられていると信じているからです。

 

感謝の気持ちは感謝の気持ちを生み出します。「ありがとうございます」って言葉は次の「ありがとうございます」に拡散します。これって素晴らしいことだとは思いませんか?

 

こうした多くの感謝の連鎖こそ、私が目指すべき世界なんです。その固く握った拳を開いてみて下さい。そしてその手で握手をしましょう。そうすれば憎しみ合いは無くなります。

 

綺麗事を書いているように思われるかも知れませんが、自分に置き換えてよく考えてみて下さい。もしあなた様がどんな些細なことでも感謝をされたらどんな気持ちになりますか?

 

悪い気持ちにはなりませんよね?、つまりこれって「感謝の法則」と言ってもいいのではないでしょうか。感謝の気持ちは笑顔を作ります。それはどんな民族も共通ではないですか?

 

もし、この国のみんながこのような感謝の気持ちを持ってシェアすることが出来たら、戦争なんてものが無くなります。貧困も飢餓も差別も世界から消えるとは思いませんか?

 

私が描く「あるべき世界」こそこの「感謝の世界」なんです。感謝の気持ちって誰にでもあるものです。ただそれを言葉にするか、態度で示すかの自由はみんな次第だということです。

 

まず自分に生活の周りから始めてみて下さい。チョットした出来事に感謝をするんです。そんな些細なことで、きっと環境が驚くほどガラリと変わることをここに約束します。

 

もし自分の生活の環境が変わるのであれば、それを広げていけば間違いなく世界が変わるんです。今はSNSの時代ですからこんな感謝の気持ちは驚くほど早く拡散していくはずです。

 

ただ今はそれが個々の中での気持ちで収まってしまっているので、世の中を動かすほどのパワーにはなってはいませんが、この感謝の連鎖を仕組み化すれば面白いとは思いませんか?

 

繰り返しますが「感謝の気持ちが世界を変える」んです。それは絶対なんです。せっかくの人生、感じた通りに生きましょう。そうすれば全てが不可能ではないことが理解出来るはずです。

 

今出来ることから、コツコツ始めればいいんです。まずはあなた様が変わるんです。そうすれば周りが変わります。その時一番感謝を感じるのは自分自身だと気がつくことでしょう。

 


9、ペイフォワード(可能の王国づくり)

 

ペイフォワードという映画をご存知の方々も多いかと思います。私もメンターから教えて頂き初めて観たんですが、今のコーチング、コンサルタントを始めるキッカケになりました。

 

ご覧になっていない方々のために簡単に説明しますと、先生からの宿題である「世の中を良くするには?」に対して一人の少年が導きだした思考がペイフォワードというものです。

 

自分がまず三人の方々に善意の行動をする、そしてその善意の行動を受けた側は与えてくれた方ではない、次の三人にまた善意の行動を伝えていくというものがストーリになります。

 

その善意の行動が拡散されることで世界が良くなると少年は考えそして行動に移します。そして少年の思いは全米に広がり、少年の死に対して供養する車の長蛇の列は忘れることが出来ません。

 

まず自分が出来ることを世のため人のために使うことで、その方々が幸せになればこんな嬉しいことはないと、私がメンターに話したことがまるで昨日のことのように思い出されます。

 

その日から、このペイフォワード精神の拡散こそが私たちの目的になりました。生きる意味、そうこの社会をより良くすることで、後世の子どもたちの笑顔になれればと、です。

 

そのためには私一人では出来ません。多くの同志、仲間が必要となってきます。だからこそこうして成功する、もっと言えば成幸者に成るお手伝いをさせて頂いているのです。

 

私から繋がって成功された方々の手からまた次の手へと、このペイフォワード精神が繋がって下さればこんなに嬉しいことはありません。そう私に返す必要など一切ありません。

 

どうか大事な方々三人にこのペイフォワード精神を繋げていって下さい。そしてこうした成功の輪が広がることで、そこにはハンパない善意のパワーが集結することでしょう。

 

これこそ可能の王国です。いいですか、不可能ではなく可能の王国なんです。確かに簡単なことではありません。だからこそ、簡単ではないからこそやり甲斐があると思っています。

 

私の性格上、不可能という文字はありませんのでまずは「とっととやってみる」精神で今現在もこのペイフォワード精神を基本に、めちゃくちゃ楽しくいろいろな活動をしています。

 

そのために私の知恵は惜しみもなく提供させて頂きます。どうか覚悟を決めて成功者、そう成幸者になって下さい。そしてその知恵をまた次の方々に繋いでいって欲しいのです。

 

可能の王国はみんなが幸せです。まずは与える精神を持ってステキな笑顔を紡ぐのです。素晴らしいとは思いませんか?、生かされている価値を生き生きと感じられませんか?

 

皆さん!

 

人生を楽しんで、幸せになる勇気を持って、ポジティブ思考で環境を変えていき、人生に行き詰まったら覚悟で乗り切り、出会いを人生転機の最大チャンスに変えて、成功は成幸と心得て、お金に支配されずに支配して、感謝の気持ちで世界を変える未来の同志へ!

 

さあ群れよう、集おう、共に進もうではありませんか!

 

感謝

 

下村しげお

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