50代という年齢になって今思うこと

人生について

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50代という年齢になって今思うこと・・

 

本当に時間の流れというものは早いんだな・・ということでしょうか。  

 

私が生まれたのは東京オリンピックの2年前、1962年です。あの映画「三丁目の夕日」の時代と言ってもいいでしょう。

 

それからあっという間に52年です。まさか自分が52歳のオッサンになるとは、今でも信じられません。先日友人のお父様のお葬式があって久しぶりに同級生と会いましたが、あまりのオッサンぶりに唖然としました・・・ということは自分も同じように見られているのか?・・

 

アラアラ完全なオッサンです(笑)  

 

さて本日は「50代という年齢になって今思うこと」ですから、是非とも今の若い方に伝えるべきことを伝えないといけないと、余計なお世話をしようかと思っています。

 

人生80年としますと私は既に2/3を生きたことになります。そしてこの残り1/3の人生を後進の為に使おうと決意した次第です。何度も繰り返しになりますが、時間というものは振り返りますとあっという間です。ですからどうか「今という時間」を精一杯生きて頂きたいと考えているのです。この時間とはどんなに成功者でも億万長者でも引き戻すことが出来ないものです。

 

ですから「若い」というだけでそれは「資産」だということを知っておいて下さい。  

 

その「かけがえのない資産」をどう使っていくか?・・という人生設計は絶対に必要です。

 

ただやみくもに時を刻んでいくことこそ愚かな行為はありません。20代で何を勉強するのか?、30代でそれをどう生かしていくのか?、40代でどう結果に結びつけていくのか?、そして50代になった時に、私のようにまた次の後進の為に、自分が何を残してあげられるかです。私、これこそ人生のスパイラルだと思っています。

 

この年齢になって初めて本気で「世のため人のため」ということを考えるようになりました。ですからこうして時間を作っては、このブログをタイピングしているのです。  

 

本当にいろいろありました。30歳で社長になって浮かれて豪遊した時もありましたし、倒産してサラリーマンを転々としたり、何とかそこから抜け出し、とある事業で成功したものの事業がまたまた倒産、そして稼いだお金を数千万円、運用に回していたものが逃げられてしまい全財産を失いました。

 

そこから住んでいたマンションを売り、母親一人の実家にもぐりこんだのですが、そこから始まった嫁姑問題・・母は鬼の形相になり痩せこけていく、妻は胃潰瘍で血を吐く始末、子供はグレはじめ・・まさに地獄絵のような日々でした。初めて自殺を考えたのもこの頃です。そして何とか借金で家を出たものの、人生の方向性を見失い自暴自棄になっていた、そんな時に出会ったのがメンターでした。  

 

そこから必死に成功思考、成功行動を勉強し、銀座に事業を立ち上げるまでになったのです。本当にジェットコースター人生と言ってもいいでしょう。

 

そしてメンターに言われた一言

 

 

「下村さんのように苦しんでいる若者のメンターに、今度は下村さんがなる番です」・・・

 

 

この一言が私の人生を変えました。というか第二の人生の目標が出来たのです。

 

私が経験してきたどん底人生が、悩める多くの方々の為になるのであれば、これ程嬉しいことはありませんし、また一人でも多くの成幸者を育成出来ましたら、私の最後の仕事としてこれ程素晴らしいものはないと確信したのです。

 

私の流してきた涙と汗を、今の苦しんでいる若者に伝授していくことが出来たら、これ程最高な人生はありません。  

 

そのような経緯から、私はSNSなどで多くの若者と話す機会を作っていきました。ただ私が思うに今の若者は「楽して稼ごう」という意識が高いように見受けられます。これはとても危険なことなのです。

 

若いうちに楽を覚えてしまうと、その思考癖は50歳になっても変わりません。

 

そしてその時になって「私の人生とは何だったのだろう」という後悔だけが待っているのです。先ほども書きましたが、本当に時間の経つのは早いものです。

 

今20代だから、今30代だからと安心していると、あっという間に50歳になっていきます。これは私が経験したきたことですから絶対です。どんな困難も試練も若いからこそ乗り越えられることが多いのです。どんどん自分を追い込ませるぐらいが丁度いいのです。世間には甘い汁は無いのだと、どうかここで知っておいて下さい。  

 

人生とは「時の利」です。いかに若いうちに自分の方向性を見出すことが出来るか?、そしてその方向性に向かってどれだけの代償や時間を使えるか?、です。

 

しかし人生の方向性を導き出せない方々は本当にに多いのです。「何で生きるのか?」という質問に答えられますか?

 

はい、その答えこそ生きる意味であり、この奇跡的に与えられた命を有意義にまっとうする答えなのです。私も若いときは行きあたりばったりの人生を送っていました。

 

そのツケが40歳近くになって襲ってきたのです。いいですか?、この試練は人生において必ずやってきます。それが早いか遅いかの違いはありますが間違いなくやってきます。

 

であれば体力のある、選択肢が多くある若いうちに経験した方はいいのは言うまでもありません。   50代という年齢になって今思うこと・・本当にこれからの日本は末期的ガン状態です。

 

ですから少しでもそれを理解し、次の世代により良くして伝えるべきこそ私の使命であり、残された時間を費やすに値する天命なのです。

 

こうしてタイピングしている先の、これを読まれている方々のほんの僅かな気づきに繋がりましたら、これ程の本望はありません。私が落ちた罠にはどうか落ちないで下さい。

 

家族を不幸にだけは絶対にしないで下さい。そして自分らしく生き生きとこの人生を歩んで欲しいと祈らずにはいられません。

 

特別な人生などはありません。自分らしい人生にするかしないかは全て自分次第なのです。

 

どうかそこをご理解頂き、時間を無駄にせずに歩んでいかれることを心より望んでおります。  

 

 

 

感謝

 

下村しげお    

 

 

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