成功から転げ落ちる5つのポイント

成功するための行動

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よく「成功するためには?」という本やブログ記事がありますが(このブログもそうですが)、成功するよりも大切なことが殆どの方々が知らない「成功を継続すること」なんです。

 

ある意味、成功することは偶然になることもあるんです。たまたま成功してしまった方々を私は本当に多く見てきて、その殆どの方々が成功から転げ落ちて行ったのを知っています。

 

昔の私もたまたま成功したは良いものの、それを継続させることが出来ずに、成功という作用に訪れる反作用、そう脱落者に成り下がったことは昨日のことのように思い出されます。

 

だからこそ、こうして成功のためのブログを更新しているわけで、その真意は成功することにフォーカスしているのではなく、成功を継続させるマインドを目的としているのです。

 

是非とも今まさに成功されている方々も、これから成功を目指す方々にも目を通して頂き、一発屋成功者では無い本物の成功者として、成功を継続されることを祈って止みません。

 

では成功から転げ落ちないポイントってあるのでしょうか?、とお思いの方々の為に、今回では私が現実に見てきた成功から転げ落ちた方々に共通するポイントをまとめてみました。

 

1、自己管理能力不足

 

 

成功しますと、当たり前のように自分が偉い人になった錯覚を覚える方々がいます。まるで天下を取ったかのように「私は人とは違う」などと他人を見下すような態度を指します。

 

そのためか、人と接する時の対応やお金に対する使い方が一気に変わって、今までの自己管理が緩む傾向が多く見られます。そう自分自身に対して非常に甘くなるということです。

 

このようなことで、周りからの評判はもちろん、自己管理能力がとても低くなるのです。しかし成功という果実はまるで麻薬のように、そのような反応が麻痺してしまうのでしょう。

 

私もいっ時(随分と昔の話しですが)、このような自己管理能力を一気に失い、成功という名の元に、まさに天狗のように鼻が伸びきっては、思考怠惰な状況が垣間見えたものです。

 

これこそ成功から転げ落ちるサインであり、それを他人から指摘されてもその重要性に対して無関心を装うようになるのです。既に「聴く」「理解する」という機能の停止状態です。

 

もし、まだ間に合うのであれば今すぐにでも自己管理能力を回復させるべきです。でないと間違いなく待っているのは衰退、そして破産です。このような失敗例は後を絶ちません。

 

だからこそ自己管理能力を大切に!

 

2、私利私欲

 

 

成功しますと自分本位になることが多々あります。まるで自分一人の力で成功したかのような錯覚が顔を前面に出しては、この世界が自分中心に回っている言動が増えるのです。

 

お金を支配するのではなく、支配される側になっては自分の欲望ばかりにフォーカスされてしまい、益々お金という道具に執着しては、それが全てだという勘違いを犯すのです。

 

この私利私欲に埋もれますと、もう自分の欲望以外のものには一切興味を示さなくなり、他人や社会のことには一切無関心となっては、その意識のベクトルが自分だけになるのです。

 

その顔はまるで取り憑かれたお金の亡者のように、その言動が自分だけになり、自分さえ良ければいいという本当に情けない人格を形成していってしまうのですから恐いものです。

 

浪費などの自己欲だけに惑わされて、それらを得ることのみが最大の快楽となるため、お金の使い道が次の成功には向かわずに、今の現状に甘んじて失速する要因となるのです。

 

そのようなマインドでは、次の事業展開を思考する能力など皆無となり、何をやってもその矛先が自分の甘えた欲望を優先してしまい、まさに一発屋成功者へと堕ちていくのです。

 

だからこそ私利私欲は排除する!

 

3、嘘つき

 

 

成功に溺れた方々はその成功を何とか継続させようと人を騙すようになります。そう嘘つきになります。そうした嘘で自分を装い、その成功という果実を死守しようともがくのです。

 

もちろんこれは偶然成功しちゃった一発屋成功者に見られる傾向なのですが、見栄を張りたがる欲求からより自分を大きく見せたいのです。それが嘘という虚像作りに繋がるのです。

 

まず何より成功した自分自身を大きく見せたいというヤワな思考から、嘘を作り上げてはその強さを強調しがちで、新たなビジネスもまた、詐欺まがいなものに平気で手を出します。

 

これこそ負のスパイラルのように破滅に向かわせるのです。本当?、と思う方もいらっしゃると思いますが、まさしく私が見た成功から転げ落ちた一発屋成功者にあった事実です。

 

これらは何の信念も無く成功しちゃった方々によく見られる傾向で、既に次の一手すら嘘まみれです。ここまで来ると破滅の道は間違いなく、ただ本人だけは知るすべもありません。

 

これはMLMや株で億万長者になった一発屋成功者の実話です。何度か私も忠告したのですが私の忠告に耳を傾けてる謙虚さも失い、最後は詐欺罪で有罪になった悲しい現実なのです。

 

だからこそ嘘つきにはならない!

 

4、傲慢と奢り

 

 

成功してお金が増えてくると一般の人間は金銭感覚が麻痺して、その人格さえも変わってしまいがちです。今まで真面目に努力してきた謙虚さや誠実さは影を潜め始めるのです。

 

そして訪れる人格こそ「傲慢」「奢り」です。よく宝クジなどで一夜にして億万長者になった方々が人が変わったように今までの優しさを見失い、他者を見下す話しはよく聴きます。

 

傲慢や奢りとはその人間を狂わせては、破滅へと誘います。このような人格が表面化し始めるとそれは歯止めが効かない坂道を転げ落ちるように、環境を一変させてしまうのです。

 

今までの信頼関係ある友人知人は周りからは去っていき、後に残るのは同じような傲慢や奢りある人間に変わります。こんな環境で人生がより良き方向性に行くはずもありません。

 

私はそんなことない!、とタカをくくっていても実際にお金に支配されると、それはそれは物凄いパワーでこの傲慢や奢りは、まるでガン細胞のように身体を蝕んでいくものです。

 

この私自身も、学生からの友人知人がその傲慢さ故に去って行きました。その奢り故に一人ぼっちにもなりました。ただ恐いのはその傲慢や奢りには自覚症状が無いということです。

 

だからこそ傲慢さや奢りには負けない強い意志を持つ!

 

5、負の人間関係

 

 

成功しますとその成功にあやかろうという人間がたくさん集まってきます。これはしっかりとしたマインドを持っていても現実問題と言ってもいいぐらい友人?が増えるんです。

 

このような現象に甘んじていますと、その環境に満足してしまい、また当たり前になってしまい、そして気がつくと自分の周りが負の人間関係だけになっていることになるのです。

 

「負の人間関係」とはハイエナのような性格の集団を指します。あわよくば甘い汁を吸いたいという、怠け者なのにも関わらずに利益を得たいという完全依存な方々のことです。

 

そんな負の人間関係から生み出されるものはマイナスなものでしかなく、奪い合いや騙し合いが優先されては、今ある成功の牙城でさえ土台から崩れ落ちていく要因になるのです。

 

また他人のことを理解し合わない方々なので、それぞれの利益ばかりにフォーカスしては相手を利用しようと手をこまねいているのです。そんな集団を今まで私はよく見てきました。

 

はたから見ていても、何かの事業の話しをしていても、まるで悪事を企んでいる集団のように見えるから不思議なものです。こんな人間関係が消えて無くなるのは当然のことです。

 

だからこそ良き人間関係を築く!

 

6、まとめ

 

 

以上、5つのポイントをまとめてみましたが、お読みになられて一つでも当てはまる点がございましたらすぐに修正することをお勧めします。まさにマインドが整っていない証拠です。

 

このマインドを蔑ろにして成功への階段を飛び越えてしまうと、作用反作用の法則如く間違いなく成功の崖から転げ落ちてしまうのです。だからこそマインドが一番大事なのです。

 

成功は誰にでも出来ます。ただ何度も言いますが、成功を継続させることが一番難しいのです。ただ一度成功の味を占めると人は今までの真摯な人格を放棄して怠惰な道を選ぶものです。

 

よく一度の事業で成功しては、不労所得を自慢げに語って、まだその土台が固まってもいないのにも関わらずに、楽ばかりを考えては投資や運用だけに夢中になる方々の何と多いことか?

 

そしてその殆どの方が失敗して全てを失う元成功者をイヤというほど見て来ましたからこそ、こうして苦言を呈しているのです。決して投資や運用がいけない訳ではありませんが、

 

私達は事業家なのです。汗水流して経営することを忘れてはいけません。常に謙虚で誠実さを失わずに、真摯な姿勢でいなければいけません。まさに「初心忘るべからず」なんです。

 

私がコンサルタントやコーチングを行う際に、面倒でもこのマインドを重要視するのは、このような失敗を犯して欲しくない一心だけなんです。全て経験から来る原則そのものです。

 

今まさに私の大好きな言葉を、今回のブログの最後にプレゼント致します。どうかこの言葉を何度も繰り返しては自分自身の言葉に置き換えて、気づきを得て頂けましたら幸いです。

 

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

 

感謝

 

下村しげお

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