50代男性が定年退職までに考えたいシニアビジネスの失敗しない起業方法!

ビジネスで独立起業する方法

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先日、私の高校時代の友人から「俺、あと5年で定年なんだけど、この先定年退職してどうしていいのか分からないんだ。年金もあてにならないし不安だよ」との相談話しでした。

 

確かに私たち55歳って、もう定年退職を考える年代なんだと改めて時の流れの速さを感じずにはいられませんでした。友人の悩みって結構な50歳代の方々が抱えているのですね。

 

そこで私から「じゃあ、起業しちゃえばいいじゃん」と言いますと「俺は下村ほどの才能なんて無いよ。それにジジイだし」と寂しい返答・・イヤイヤ、そんなことはありません。

 

このブログはいつも若い方々を中心に書いていたことにかなり反省させられました。確かに50歳代の方々だって、まだまだ十分働ける時代なんだから、諦めは絶対にいけません。

 

ですから本日はシニア層の方々に対して、私なりの成功法則を書いてみようと思った次第です。50歳代なんて江戸時代なら寿命ですが、人生80年の今の時代はこれからの年齢です。

 

50歳代男性が定年退職までに考えたいシニアビジネスの失敗しない起業方法こそ、結構なニーズがあるようです。ここでは50歳代の起業に関して、諸々と思考してみましょう。

 

1、シニアビジネス起業は今やお当たり前

 

シニアからの起業はいまでは20%を越えていると言われています。すなわちシニアの5人に1人は隠居ではなく、また使用人になるのではなく自ら起業という選択をしているわけです。

 

起業の内容も人それぞれで、今までの会社での経験を活かして同業で起業される方々もいれば、自分がサラリーマンだった頃に趣味だったものを事業として独立される方々もいます。

 

とにかく起業とは若い方の専売特許ではなく、今やシニア世代においても当たり前のこととなっているのです。気持ちを老けこませなければ起業に年齢など関係ないと言えるのです。

 

もし今現在、シニア世代の方々で起業を考えておられるのであれば、それは全く普通のことです。決して無謀なことではありません。逆に時代はシニアの戦力に期待しているのです。

 

シニア起業で成功されている方々はたくさんいます。第二の人生を有意義に過ごされては、意気揚々と活躍されているのです。他人に出来て自分に出来ないことなどありません。

 

このような成功されている方々に相談するのも得策だと思います。そのような方々はいろいろな経験を積んでいますので、これから起業される方々にとっては貴重な師匠です。

 

やるべきこと、やってはいけないことなど、経験から来る生の声はお金には変えられない情報です。このようなシニア成功者は探せば結構いますのでアポイントしてみましょう。

 

とにかくシニア起業は今や当たり前です。もちろん簡単なことではありませんが、その覚悟があるのであれば、挑戦する価値は十分にありますし人生を変える素晴らしいものです。

 

2、今までの経験と人脈は最高の財産

 

シニア世代と言えば50歳を越えているわけですから、社会人としては30年という事業経験があるのです。この経験という財産は決してお金では買えないかけがえのないものです。

 

例えば同業で起業される場合には、当然に専門的な事業知識はあるでしょうし、また業界内における人脈も当然にあります。これは起業における最高の財産であり武器にもなります。

 

全く畑違いの事業に行くよりは当然に有利であり、起業した際もどう行動すればいいのかも知っています。ですからあとは新規集客する知識さえあれば軌道に乗るのは早いでしょう。

 

また趣味を活かして起業される方も、今までの経験知識があるわけです。好きこそ物の上手なれではないですが、全くの素人ではないわけですから、そこは呑み込みは早いのです。

 

よくあるのは飲食業ですが、今までの知識を活かしてさらにプロの元で修行さえすれば、誰もがお店のオーナーになることは夢ではありません。とにかくやるかやらないかだけです。

 

今ではフランチャイズもありますので、新人でもシッカリとした研修制度を設けている企業も多いですから、こういったフランチャイズ加盟も一つの選択肢ではないでしょうか。

 

とにかく人生経験豊富な方々ですから、安易な選択は若い方よりも少ないでしょう。キチンと計画を立てて、自分のやりたいことにフォーカスしていけば道はいろいろあります。

 

とにかくシニア世代の起業は、若い方々よりも経験と人脈があるわけですからそれを利用しない手はありません。そこを上手く活用しての起業は思いつき起業よりも確実なのです。

 

3、起業資金は今から貯めておくべき

 

起業資金に関して問題がある場合には、退職金はもちろんその他にも、厚生労働省の方からも起業支援助成金がありますし、日本政策金融公庫からも支援金の準備が成されています。

 

こうした助成金を利用するのは大切ではあります。が、まずはなるべく早めに起業資金の預金をすべきです。起業となりますとそれ相応の資金は間違いなく必要になってきます。

 

もっと言えば起業とは想定外の資金がかかるものと思っておいた方がいいでしょう。設立資金の他にもある程度の収入が入って来るまでの生活費もあります。ここはとても重要です。

 

サラリーマンであれば全く成績が無くとも初月から給料が入って来ます。しかし経営者となれば売上げを挙げなければ収入はありません。また諸々の雑費の支払いも出てきます。

 

税金や保険料の支払いなど、今まで会社が代行してくれていたものも全て自分が支払わなければいけません。光熱費や通信費など今まで目にしていなかった支払いも当然にあります。

 

ですから資金は余裕を持って準備していないと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。その為にも早々の起業資金計画は絶対に必要なことになります。

 

計算でかかる起業費用の倍以上の資金の準備は是非ともしておいて下さい。とにかくサラリーマン感覚で事業を始めてしまうことだけは、間違いなく失敗に繋がる恐れがあります。

 

資金に余裕が無くなると人間は焦りが出てきて、経営者としての判断を間違える要因となります。そこはこれでもかっというぐらい慎重に余裕を持って取り組まれることを希望します。

 

4、シニアビジネス起業で成功する人

 

まず成功する方に見られる傾向は計画の確実性です。今までは会社という組織に守られていたわけですが、起業後は一人の人間としての力が試されます。肩書きも関係ありません。

 

シニアビジネス起業で成功する人とはこのようなことをキチンと理解して、資金計画も事業計画もシッカリとされている方々です。起業する前の体験学習も必ずやっているもんです。

 

とにかく今までの思考行動を一旦リセットして、新たに再出発するという決断を持っています。まずは教わる謙虚な姿勢を持って、プライドなんてものは捨て去っていることです。

 

目標設定もキチンと持っていて、いつまでにどうなる、という計画を怠らないで、愚直にその目標達成のための行動を取れることで、事業に年齢は関係ないことを理解しています。

 

シニアビジネス起業で成功する人の特徴は、このような現実をシッカリと見据えて、自立した責任感を持っては一歩一歩焦らずに自分自身をコントロール出来る方と言えるでしょう。

 

5、シニアビジネス起業で失敗する人

 

シニアビジネス起業で失敗する人の多くが、全く事業計画も資金計画も立てずにただ憧れだけで冒険してしまう方々です。趣味では楽しかったことでも事業となると違うものです。

 

趣味であれば好きな時にやれば良かったことでも、事業となればそうはいきません。また顧客も素人とは見ないでプロフェッショナルとして見ますからそこは当然にシビアです。

 

またサラリーマン時代の接し方に慣れてしまって、結構上から目線の言動も大間違いです。繰り返しますが、今までは◯◯会社の誰々という看板がありましたが今はありません。

 

そこを勘違いされる方って結構多いもんです。シニア世代は思考が柔軟ではないため、今までの経験がマイナスに表れることも多々あります。特に大企業の方に見られる傾向です。

 

シニアビジネス起業で失敗する人は、無計画、プライドの高さ、資金計画の無さ、現実的でない、憧れだけ、という甘さが要因になることがありますので、十分に注意しましょう。

 

感謝

 

下村しげお

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