会社員では夏休みや年末年始の休みはもちろん、週給制で今では週二回は休みもありますし、有給休暇というのもあれば忌引き休暇、育休休暇などなど様々な休みが用意されています。
まあ、なかなか休暇も取れないなんてブラック企業もあるかとは思いますが、一年に一回も休みが無いなんてことはまずはありません。ある意味それが会社員の特権でもあります。
しかし起業をしたての頃で休みを取ろうなんて甘いの一言です。起業したての時は不眠不休で取り組む姿勢が必要です。まさに周りが見えないほど仕事に没頭するのが当たり前です。
成功者と言われる方々は、それはそれは本当によく働きます。成功しても尚、無駄な時間を浪費をすることはせず常にアンテナを張っては情報収集に努めたりすることを怠りません。
私も一応土日は人と会うことは敢えて控えておりますが、メールなどの確認はもちろん次の週の計画を立てたりネットや本からの情報収集と仕事思考をゼロにすることは一切ありません。
それほど働くことが快感なんです。楽しいのです。そこまでいかなくては起業なんてするものではありませんし、休みたいなんて意味不明な言葉は絶対に封印するべきでしょう。
これは何も現実労働だけを指してはいません。家族と旅行に行くのもいいでしょう。仲間と呑みに行くのも結構です。ただ意識だけは常に仕事が頭から離れない状態は必須なんです。
そんな旅行の最中に良いアイデアが生まれたり、呑んでいる時に思いがけない出会いがあるのも、意識が仕事に向いているからなんです。これって偶然なんかではありません。
よく成功している方々を運の良い方々だと言う人がいますが、まさしく引き寄せの法則如くに求めているからこそ、そのチャンスを見逃すことが無くなると言った方が本当です。
このようなことを言いますと「厳しいですね」という人がいますが、当たり前のことです。休みたいなら起業なんてしないで会社員として休暇を取った方がよほどいいのです。
いつでも働ける自由こそ起業家であり、仕事を極めたいからこそ起業するのではないのですか？そんな立ち上げ時に休みたいとかなんてナンセンスというか本末転倒な話しです。
あのホリエモンが本に書いていますが、牢獄にいた時に一番感じたことが「働きたい」だったそうです。ホリエモンが当然のように成功者になったことがよく分かることですね。
繰り返しますが、遊ぶな！なんて言ってはいません。私が言いたいのは、遊んでいても常に仕事を中心に添えて物事を見る癖をつけなければ、成功なんて出来るはずがありません。
チャンスとはどこに落ちているか誰も分からないんです。どう通り過ぎるのかなんて分からないんです。だからこそ常にアンテナを張っていないと見逃してしまうのです。
海外旅行に行ってもただただ仕事モードをゼロにしていては見えるものも見えなくなってしまいます。ボーッとしたいならどうぞ休んで頂いて結構ですがそこに成長はありません。
いつでも働ける幸せを感じられなければ、経営者なんてなれませんしなる資格もありません。そうして休んでいる間に他のライバル経営者は明日を見据えて行動しているものなんです。
誤解の無いように繰り返しますが、自由な時間を持ってはいけませんなんて一言も言ってません。リフレッシュするのも大いに結構です。家族サービスも必要なことでしょう。
ただ常に起業家としての自覚だけは持って下さいと言っているのです。経営者としての責任を持って下さいと言っているだけなのです。事業にとって甘えは一切捨て去るべきです。
だからこそ覚悟なんです。だからこそ決断なんです。このブログでも覚悟なき起業、決断なき起業の愚かさを何度も何度も説いてきたのも一つにこのような理由があるのです。
起業は誰にでも出来ます。書類を提出すれば会社を立ち上げることなんて容易ですからね。ただその事業を継続することはほんの僅かな方だけなのはこのような原因があるからです。
私はマラソンを趣味にしていたことがありますが、マラソンでは休みながら走るということがあります。休みながらでもその足はゴールに向かっていることは言うまでもありません。
そのぐらいの努力があってはじめて成功者は成功者となるのです。成功したいのであれば今回のブログはどうか真剣に読まれて肝に命ずることを心より期待しております。
決して厳しいのではありません。当たり前のことを普通に言っているだけです。どうかこのブログで目が覚めた人が一人でもいましたら、こうしてタイピングした甲斐があります。
事業は戦争です。戦争の最中に「休みたい」なんて言う軍師がいますか？敵が待ってくれると思いますか？
さあ、とっととその起業マインドを引き締めてストイックなほど自分に厳しくなって、チャンスを見逃すことの無いようにどうか成功を勝ち取って下さい。
感謝
下村しげお
