運命の人との恋愛と結婚

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本日は女性の方中心に興味のある「運命の人との恋愛と結婚」というテーマにでもしてみましょうか。

 

なかなか起業だとか成功哲学だとかの内容が多いので、チョットここでプライベートな部分に接してもいいかな?って。  

 

私は男ですが50歳も過ぎていろいろ経験してきますと、若い方の恋愛思考はよく理解しています。私も結構、恋愛経験が多少は豊富ですので、運命の人との恋愛と結婚について私なりの見解はあります。まあ、どうぞ反論はご自由に(笑)!  

 

女性を対象に、「今の恋人と結婚を考えているか?」に関するアンケートを実施したところ、考えている人が68.6%、考えてない人が2.9%、まだ分からないと答えた人が22.9%いました。約7割の人が、結婚したいと思っているんですね。素晴らしいです。  

 

この数字には少しばかり安心しました。やはり恋愛=結婚と捉えていらっしゃる方々の方が多いのですね。どちらかと言いますと、この私もこの恋愛=結婚というタイプですので、お付き合いした女性は常に結婚を意識してました。  

 

しかし、このアンケートには表面化されていない部分では、恋愛と結婚は別という方は結構多くいらっしゃいます。恋愛はルックス重視、だけども結婚相手は高収入でなければいけない、という感じです。もしかして思い当たる節がある方もいるのではないかと思います。   男性だって、遊びだけの子と結婚する子を分けて考えているケースも多々あります。ですからどっちもどっちです。しかしこのような方々は本当の運命の人との出会いをしていないのでしょう。そんな形でしか異性を見られないのは本当に悲しいことです。  

 

相手がお金を持っているとか、相手の育ちがいいとかは、この運命の人との恋愛と結婚では全く関係ありません。もちろん結婚してわざわざ貧乏人になるのは嫌だという方もいるかとは思いますが、それは既に恋愛でも何でもありません。無償の愛とはそんなものでは測れません。  

 

但し、もちろん私はそれらを全否定しようなどとは思ってはいません。確かに贅沢な暮らしは誰もが憧れますし、政略結婚という言葉もあるぐらいですから、結婚を機に出世を考えること、それは自由です。ただ一つ、本当にその方はアナタの運命の人ですか?・・・  

 

成功者って意外ですが、その離婚率は高いのです。もちろんいろいろな事情がありますので、一概には言えませんが、成功者はモテるんです。ですから芸能人のような綺麗な方が面白いぐらいに寄って来ます。そこで結婚に関して道を踏み外すことも多々あるのです。   女性成功者も、意外とそのプライベートでは不幸な方もいらっしゃいます。結構一人で何でも出来てしまいますので、特に結婚という選択肢では無いのでしょう。また女性でも男っぽい方が多いので、そんな女性に合う男性は女性的な方の方がいいかも知れません。  

 

では、ここで私の夫婦を例にしてみましょう。

 

別に自慢でも何でもありませんが、私は妻には感謝しておりますし、今でも誰よりも愛しています。別に器量が言い訳でも、性格がすこぶる良い訳でもありません。でもまさしく運命の人との恋愛と結婚だったと断言出来ます。  

 

私が妻と出会ったのは、まだ私がサラリーマン時代です。同じ会社の後輩で最初はそんな感情は一切ありませんでしたが、仕事での付き合いの中でだんだんと、それが恋愛へと繋がっていきました。もちろん恋愛と共に結婚を意識し始めたのは言うまでもありません。  

 

妻は私がサラリーマンとしての人生を歩んでいくと思っていたのでしょうが、私には野心がありましたので、お付き合いを始めてすぐに会社を辞めてしまいました。小さな会社を立ち上げてはみましたが、なかなか食べるのも困る毎日です。   でもそんな私には何も言わずに、私との結婚を決めてくれました。そう出来ちゃったんです。もちろん妻の父親からは相当に怒られましたが、お腹に命があると分かり、渋々ですがお許しを頂きました。でも食わせていけられるかどうか?、多分不安だったでしょう。  

 

それからの人生というもの、それはそれは波乱万丈な人生に付き合わせてしまいました。成功者ともてはやされたと思ったら、どん底の一文無し・・まるでジェットコースター人生です。でも妻はそんな私には何も言わずに、お金が無い時にはパートで働いてと、何とかやってました。  

 

多分、妻はこのような結婚生活が待っていたとは思ってもいなかったでしょう。でも自分の洋服や化粧品には一切お金を使わずに、子供優先に何とかやりくりをしていたようです。そんな中で勤めた会社を嫌で辞めてくる私。無謀にも成功者を目指す私。   イヤイヤ腹の中では相当に不安に苛まれていたことでしょう。

 

でもそんな中で、私が何かの事業資金を借金で借りてきても、妻は「アナタの人生なのだから好きにして」と何も言いません。とにかくどんな状況でも子供には常に明るく振舞ってました。  

 

私の人生が好転してきて、いろいろな事業を成功させて行った時に、私が「何でも好きなものを買っていいよ」と言いますと「また失敗した時の為に貯めておこうよ」と贅沢なことは一切しません。もちろんねだったりもしませんでした。  

 

いつも自分の成功ばかりを考えて、妻や家族をないがしろにしてきて、やっと恩返しが出来ると思ったら、まだこんな私のことを考えて、自分の為にはお金を使おうとしない妻にです。「この子は本当に私と結婚して幸せだったのか?」と自問自答です。  

 

そして妻の誕生日に二人きりで外食をして、プレゼントをしました、その時に「俺と結婚して良かったのか?」と尋ねました。そうしましたら「可愛い子供にも恵まれて、まあ苦労は多いけど楽しいよ」と言ってくれたのです。私は自然と涙が溢れました。   私は心よりこの「運命の人との恋愛と結婚」を痛感しました。本当に素晴らしい子と結婚出来たことこそ、私にとっての成功だったと初めて気付いたのです。

 

今も妻は身体のリズムが狂うのはイヤだと言っては、相変わらず時間は相当に少なくしましたが、パートに行っています。  

 

いかがでしょうか。

 

これこそ本物の「運命の人との恋愛と結婚」ではないでしょうか?、決してノロケるために書いているのではありません。このような女性がいること、このような結婚生活もあることを知って頂きたかったのです。  

 

一緒にいるだけ、ただそれだけで幸せ、という運命の人との恋愛と結婚こそ最高なものだと思います。どんな豪邸に住んでいるのかとか、どれだけブランド物を身にまとっているかなどは、全く関係無いのです。どうかこのことをチョットだけ考えてみて下さい。  

 

このブログを読まれている方々が、一人でも多くの「運命の人との恋愛と結婚」が出来ますことを心より祈っております。

 

異性を見る目がこのブログで少しでも良い方向性に変わって頂けましたら、恥ずかしながら自分の妻のことを書いた意味がありますので…。  

 

 

2015-03-31_202436    

 

 

 

感謝

 

 

下村しげお  

 

 

 

 

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