「金持ち父さん貧乏父さん」が売れた理由

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あなたは「金持ち父さん貧乏父さん」という本を一度でも読んだことがありますか?

 

この「金持ち父さん貧乏父さん」の本はビジネス書としてはかなり有名な1997年に書かれたベストセラーです。  

 

ロバート・キヨサキ氏はハイスクール卒業後、ニューヨークの米国商船大学校へ進学。卒業後に海兵隊に入隊し、士官、ヘリコプターパイロットとしてベトナム戦争に出征しました。

 

帰還後、ビジネスの世界に乗り出し、1977年にナイロンとベルクロを使ったサーファー用の財布を考案し会社を設立。その後いくつか会社を起こしましたが1994年に47歳でビジネス界から引退し、「金持ち父さん」から学んだ教えを広めるため、ボードゲーム『キャッシュフロー101』、『キャッシュフロー202』を考案された方です。  

 

まあ、私よりも詳しい方もおられるようですから、この辺でプロフィールは割愛させて頂きます。

 

では、何故にここまで売れたのか?

 

これにはいろいろな意見があるかと思いますが、根本的な部分について簡単に触れてみたいと思っております。

 

もちろん私も読ませて頂きましたが、これといって特別なことは書かれてはいませんでした。そう、まさしくここがポイントなのです。  

 

要は一部の方が当たり前のように感じて行動していたことを、一般の方々に分かりやすく書いたからこそ、これ程の爆発的ヒットとなったのでしょう。つまりこの日本では到底考えられなかったことを、当然のごとくに書かれたことで、大きな波紋を広げたのではないかと思っています。

 

ではその要点とは・・・  

 

従業員(E) 自営業者(S) ビジネスオーナー(B) 投資家(I)

 

  はい、このどの部分に自分は行きたいか?、という思考と、そしてそのやり方を簡単に説明したのです。  

 

元来、この日本において一般の方々の思考の範囲には、この従業員(E)と自営業者(S)しかありませんでした。いわゆるお金とは労働で得られるもの・・・という意識です。

 

「イヤ、起業して社長になる選択肢もあった!」という方もいらっしゃるかと思いますが、これもいわゆる労働型社長であって、この自営業者の範疇からは超えてはいなかったのです。  

 

つまり、不労所得について、権利型収入についての知識があまり無かったのでしょう。このような現実味がないが、美味しい話しを読めば、誰だって浮かれるのは当然のことです。そう、労働しなくてもお金が得られる世界なのですから、売れるのは当然の結果でした。  

そこにこの本は、いかにも誰もにそのようなポジション、つまり不労所得や、権利型収入を得られるかということを身近に感じさせたことで、「私にも、俺にもそのような生活が出来るかも知れない」という希望を与えたのです。もちろんこれらは素晴らしいことなのですが、今までも成功者と言われているような方々では当然に行われてきた行為です。  

 

それを知らなかっただけのことですから、当然に衝撃を受けたことでしょう。だからこそこの本は価値があったと言えるです。常に昔からの慣習で、労働=お金、という意識が組み込まれていましたから、その資産構築で労働無くしてお金を得られるという行為そのものは、新鮮だったのでしょうし、誰もが憧れるものです。  

 

ロバート・キヨサキ氏は、自分の経済状態を向上させたい人々に、次のような意味深いメッセージを送っています。

 

  「お金を手にするたびにあなたは、自分が金持ちになるか、貧乏になるか、中流階級になるかを選ぶ力を持っているのだ。」・・・

 

 

またこうも言っています。  

 

 

「人々がお金で苦しむ最大の理由は、学校に何年通ってもお金について全く学んでいないからだ。人々は結局、お金のために働くことを学ぶ…だが、お金を自分のために働かせる方法を学ぶことは決してない」・・・

 

そうです。いかにお金を支配して働かせるか?、の智慧を与えたと言ってもいいでしょう。  

 

先ほどもプロフィールのところで書かせていただきましたが、このロバート・キヨサキ氏は1994年に47歳でビジネス界から引退しております。つまりアメリカではいかに早く引退するか・・・がステータスなのです。これはこの日本には無い考え方でした。この日本ではいつまで働けるか?、はある意味ステータスなところがあります。つまりいかに健康で長く労働をするかにフォーカスが当てられていました。  

 

この差はとても大きなものがあります。いかに辞めるか(引退するか)?と、いつまで働けるか?、ですから全く逆の発想です。そのアメリカ思考がこのロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」だったわけです。それは幕末期の黒船に近いほどの思考転換だったことでしょう。  

 

「労働=お金」という垣根を越えて、この日本人はこの本で学びました。

 

そして現在多くの若者がこのロバート・キヨサキ氏を崇拝して、いかにこのラットレースから抜け出し、不労所得や、権利型収入を得るために必死になっているのがよく分かります。柔軟性の高い若者は素早くこの思考を行動に移すようになりました。それは素晴らしいことだと思います。  

 

ただそこにたどり着くためには、それ相応の覚悟と決断が必要なことは言うまでもありません。そこを軽く見て、やれ不労所得だ、やれ権利型収入だとホザク輩がはびこっているのも、また事実です。そしてそんな甘い罠にまんまと引っ掛かり、大切なお金を巻き上げられる方が後を絶ちません。これはとても悲しい現実です。  

 

確かに、この「金持ち父さん貧乏父さん」は理にかなった内容です。全く間違ってはおりませんし、現実にこのような暮らしをしている日本人も、今ではよく見かけるようになりました。まあ、私の周りがそのような方々ばかりなので、そう感じるのかも知れませんが、確かにそれを目指す方々は増えていると感じます。

 

不労所得や、権利型収入を得ることは決して間違ってはいません。それはそれで素晴らしいことです。だからこそしっかりとした教育を受けるべきだと私は思います。ただ安易に本だけ読んで、それで成ったかのような錯覚は事故のもとです。何でもそうですが、やはりキチンと師について勉強する必要があるのではないでしょうか?  

 

「金持ち父さん貧乏父さん」が売れた理由・・・

 

 

それはまさしく時代の転換期と重なったからだと私は解釈しています。

 

 感謝

 

下村しげお    

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