本日は成功哲学のバイブルとも言えるナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」を読んで私が影響を受けたことについて考えてみようと思います。
まずは簡単に著者紹介まで・・・
さて、それでは何故「思考は現実化する」するのか?、について私が影響を受けたことを書いていきます。
この本の真髄を理解しなければ、誤解を招くと思います。そのぐらいシンプルで深いんです。 この本は大ベストセラーですから世界中の方々が読まれています。そしてその一人一人にそれぞれの意見があるかと思いますが、私が一番影響を受けたところが「思考できないものは現実化されることは決して無い」ということです。
つまり「思考にないものは存在しないのと同じである」という言い方も出来るでしょう。それを言葉にまとめたから凄いのです。
決断、覚悟、代償、潜在意識、マスターマインド、成功の黄金律・・・いろいろな言葉が並んでいます。しかしそれはあくまでも具体的な説明であって、この本の真髄は本当は物凄くシンプルなんですね。
そうナポレオンヒル博士は、「成ると決断しなければ成れるはずないじゃん!」って言っているんです。その為には代償は必要だよ、覚悟を決めてよ、潜在意識に落とし込んでよ!、って叫んでいるんです。
ですから「成功者に成りたい」と思っていること、もっと言えば「私は絶対に成功者になるんだ!」ということを思考しなければ成功者には成れないのです。
「自分には無理だな」と思ったら無理なんです。「諦めよう」と思ったら終わりなんです。そう全ては思考が現実化されているんです。今現在、成功されていないのは、成功したくないという思考を持っているからです。
お金持ちに成れていないのは、お金持ちに成りたくないという思考が現実化されているに過ぎません。
このようなことを書きますと、「イヤ、私は真剣に成功者になりたいんだ!」という方々もいらっしゃるでしょうが、よくよく自分自身を振り返ってみて下さい。必ず肝心な時に成功者になりたくないという選択をしているはずです。これは絶対に間違ってはおりません。
量子力学の世界でも、そのエネルギーは引き寄せの法則で反応しています。その量子力学の世界で起こっていることが、この現実世界で起こらないはずはありません。
もう一つは「思考したらそれが現実化するまで諦めるな!」ということです。 それが忍耐、決意、覚悟・・・という言葉で綴られているのです。
本当にシンプルです。「紙に書いて、読み上げて、そしてどんな困難にも屈しない勇気を持ちなさい」です。どんなことにも言えるのですが、何かことを成そうとしましたら、それは障害は付き物です。
そんな時にいちいち逃げていては成るものも成りません。これはごくごく当然のことです。
よくこの本での感想で、「言い換えれば、誰もが人生は無意識の思い通りになっているという事」とか、「単に「お金が欲しい」などというような願望設定は意味がない」とかいろいろ出て来ますが、要は「それが叶うまで行動を止めるな!」ということに等しいのです。
私も何度も挫けそうになりました。でもその足を止めることはありませんでした。どんな代償も厭わずに支払い、そしてどんな壁も乗り越えて来たのです。成っていない方々と違うところは本当にそこだけなんです。
私がこの「思考は現実化する」で一番影響を受けたことが、今まで述べてきたものです。
何も難しい話しをするつもりは一切ありません。だからこそこの本は私の人生を大きく変えた一冊なんです。 私は学者ではありませんし、官僚でもありません。ただのオチャンです。
ですから難しいことを言うつもりは毛頭ありません。ただ綺麗事も好きでは無いんです。 「思考すれば棚から牡丹餅のようにチャンスが来る」なんて有り得ませんし、「紙に書き出せば成功する」なんてこともあり得ないんです。
とにかく「成ると決めたのならば成るまで諦めずに行動を継続する」ということだけです。それにはこうすればいいよ、ああすればいいよ・・・と書いてあるだけに過ぎません。
本は所詮本です。読み手の受け取り方で、それが良書にもなり一般本にもなります。ですからお勧めはしますが、決して軽い気持ちでは読まないで欲しいのです。
ただアナタが本気であれば、この「思考は現実化する」は間違いなく人生を変えるほどの衝撃を与えることだけは間違いありません。
◆成功の黄金律 「自分がして欲しいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげることだ」 ◆私の好きな言葉 「どうしてお前は、長い間その決意をしなかったのか?」
感謝
下村しげお
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