人生という時間の中では躓くことも多々ありますよね。
私自身も何度躓いたことか知れません。今では笑い話ですが、この私でさえ「死」を考えたこともあるんですよ。
でもだからこそ、人生に躓いた方々の気持ちが痛いほどよく分かるんです。だからこそ命の大切さ、尊さをこうしたブログで書いているのかも知れません。
「自殺」「無理心中」・・
という言葉に過敏に反応するのも、あの当時の自分自身と照らし合わせているからでしょう。他人には理解出来ない大きな苦しみが、きっとそんな方々を襲ったのだろう、と、そして「死」という決断をしてしまったことに、自分のことのように悲しみを感じずにはいられないのです。自分からこの貴重な命を捨てるということほど虚しいものはありません。
昨今はテロで多くの方々が、その命を犠牲にしています。生きたかったであろう命が、いとも簡単に消え去ってしまうのです。
それを思いますと、生かされているこの命を大切にするのは、生かされている方々の義務ではないでしょうか。
ですからもしこのブログを読まれていて、「死」を考えている方々がいるのであれば、是非ともその命を守ってあげて欲しいのです。
時には逃げてもいいんです。時には放り出してもいいんです。時にはメチャメチャ格好悪くてもいいんです。
この人生の中で、全てが上手くいくことなどあり得ないんです。みんな顔には出しませんが、もがきながら生きているんです。
成功者と呼ばれている方々の中にも、「死」に直面している方もいるのですから、あなた一人ではないことだけどうか分かって下さい。
人生は最後はプラスマイナスゼロで死んでいくのだと私は思っています。そう最後はゼロなんです。平々凡々な人生の方も、波乱万丈の人生の方も最後はゼロです。
ですから、もし今のあなたが「死」を感じるほど苦しんでいるのであれば、間違いなくその逆の幸せもやってくるのです。
これは私が経験した体験談ですから絶対です。 いいですか?、辛かったら「辛いよ!」って叫んじゃいましょう。悲しかったら「悲しいよ!」って泣いちゃいましょうよ。
必ずあなたの周りには、その叫びを聴いてくれる方々がいます。もしそれでも、誰も聴いてくれる人がいないのであれば、私で宜しかったら私が聴いて差し上げます。一緒に叫びましょう、一緒に泣きましょう。
そして明日から、また歩き出せばいいんです。それでいいんです。そんな強い人ってそうそういないものです。私だって叫んだり、泣いたりしながらこの50年生きてきたのですから!大丈夫ですよ。思いっきり叫んだら、思いっきり泣いたらスーッとします。思いっきり格好悪くなりましょう。その方が逆に格好いいです。繰り返しますが人生とはプラスマイナスゼロなんです。
私がこうした「死」に直面したのも、こうした言葉をかけるためだったのでしょう。まあ、当時はそんなゆうちょなことは言ってはいられませんでしたが
今ではあの経験は良かったと思っています。あの崖っぷちがあったからこそ、頑張ってこれたんですもん。どんな困難も諦めずに乗り越えてこれたんですもん。経験に勝る智慧はありませんよ。
もしあなたが本気で「死」に直面しているのであれば、それはそれを乗り越えた先に、あなたの本当の意味での人生が待っているのかも知れません。
この苦しみを乗り越えたあなたの言葉を待っている方々がいるかも知れません。
そうであればこの苦しみはあなたにとっての財産です。
そう考えたら人生って無駄なことなど何も無いことを、どうぞ知っておいて下さいね。
感謝
下村しげお