成人式について思うこと

人生について

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実は今年の成人式で私の次女が無事に成人を迎えました。

 

上の子も女の子ですから私にとっては二回目の娘の振袖姿です。

 

ちょっと前まで甘えん坊の娘たちがドンドン成人していく姿は嬉しい反面、何か寂しい思いがします。もうそれはそれは生意気で、一言小言を言えば、もう私などはとても敵いません。

 

お父さんという存在が悲しい生き物だと、このブログを読まれている若い女性には訴えたいですね(笑)  

 

それをちょっと思い出して今日のテーマで「成人式」について考えてみたいと思いました。 ちなみに日本の成人式というのは、鎌倉時代の武士の元服式が源流で、元服する年齢は14~15歳が普通であり、隠居年齢は50歳が適齢であったようです。つまりは鎌倉時代の成人式は20歳ではなく14~15歳だったんですね。現代で言えば中学生です。元服は成人式と同じな訳ですから、今の中学生はもう大人の仲間入りだったということになりますね。  

 

今の時代の20歳成人ですが、毎年メディアを賑わす一部のハチャメチャなヤンキー達を除けば、みんなとても落ち着いているように感じるのは私だけでしょうか?私の20歳の時などは、まるでギラギラと燃える目をした少年そのものでした。

 

 

「とにかく成功者になる!」

 

 

目一杯金儲けして贅沢三昧して有名になってやる!てな感じでしたね(笑)

 

もちろん何の根拠もありません。でも言葉に出来ない意味のない自信があったことだけは覚えています。   現在、結構このような若者育成事業を行っているせいもあり、いろいろな若者と話す機会があります。そこで分かったのが、両極端だということです。かたや起業し成功者になるという自信家の方々と、かたや平々凡々に生きていけばいいという方々です。もちろんどちらがいいとか悪いとかを言うつもりは毛頭ありませんが、バブルを知らない子達は、こうも両極端に分かれるものなのだとビックリしています。  

 

しかし、こうした成人式という区切りに私は賛成派です。20歳という年齢はまさしく財産ですし、本当にいろいろな可能性を秘めていると思います。どうか大きな(小さくてもいいのですが)希望に胸ときめかせて邁進して欲しいと祈るばかりです。でも私的にはヤンチャな若者の方が好きですね。誤解しないで欲しいのは常識もないアホなヤンチャではなく、礼儀正しいヤンチャです。何か達観している若者よりも、自分の可能性を熱く語る方の方が面白いですもん。  

 

人生にはバイオリズムというものがあります。むちゃくちゃ苦労もするが、むちゃくちゃ成功もする人生もあります。また大した苦労も無ければ大した喜びもない人生もあります。そう、最後はプラスマイナスゼロなんです。こにバイオリズムの振れ幅が大きいか小さいかの違いです。私がもし20歳に戻れるのであれば、やはりヤンチャ人生を選択するでしょうね。だって面白いじゃないですか。でも苦しいですよ。その苦しみを覚悟出来るのであれば、ヤンチャは大いに結構です。  

 

成人になった方々へ!   大いに人生を楽しんで下さい。この奇跡的な命を満喫して下さい。もちろん死にたくなるような辛い出来事も間違いなく起こります。涙することも多々あることでしょう。でもそれら全てを楽しんじゃってみて下さい。無理でも笑い話にしちゃうんです。無謀なことにもガンガン行動に移してみて下さい。何故ならそんな無謀は若いからこそ出来るのですから。これがいい年したオッちゃんオバちゃんがやれば非難轟々なんですもん。  

 

人生は、成功者も一般人も平等に一回きりです。自分の思った通りの選択を絶対にするべきです。それが許されるのは本当に今だけなんですから。小さくまとまらずに、大きく羽ばたいていって下さい。未来のこの日本を支えるのはあなた方なんですからね。年金が貰えないとか、少子化だとか、晩婚だとか、暗い方向性に思考するのではなく、全てを受け入れて思いっきり立ち上がってみて下さい。一人が不安ならば、私が面倒見ましょうか!  

 

これからの時代は大きな転換期になってきます。本当に会社に入社して一生勤め上げるという時代ではありません。まさに弱肉強食の時代です。そんな時に綺麗事は必要ありません。いかに自分をセールス出来るか?、そしてこれからは日本国内にとどまっているのではなく、ドンドンと海外に視点を向けて下さい。世界規模で物事を判断出来る人材こそ、これからの時代は求められているのです。幕末で言えば「藩」ではなく「日本」という思考習慣です。  

 

但し、厳しい時代はやってきますが、日が昇らないことはありません。日が沈めば必ず次の日には太陽が顔を出すのです。これは自然の原則です。間違いなく今の成人の方は苦労をします。この日本において苦痛を強いられるでしょう。でもそれはそれだけ期待されているという判断でいて欲しいのです。この若者の中から、とんでもない成功者が出て来ることでしょう。そしてその成功者はお金儲けだけではない、本当の幸せを語る人間になるのです。  

 

 

会いたいですね。そんな熱い若者に!  

 

 

そんな若者に、私の全てを繋げていきたいと思うんですよ。どんな困難も乗り越える本当のサムライです。どんな試練も乗り越える神風特攻隊です。このブログを書いているのも、これからの日本を憂い、そして世界観で物事が判断出来る要素がある方との出会いを欲しているからなのでしょう。髙田延彦氏じゃないですが、「熱き若人、出てこいや!」てな感じですかね。どんなことにも屈せず、どんなことにも柔軟に対応する大人に育てます。  

 

まあ、それは冗談というかご縁ですが、どうか熱く生きて下さいね。

 

「成人式について思うこと」それは私イズムを引き継いで頂きたいということです。

 

この日本が沈むのも、再度浮かび上がるものアナタ達次第なんです。これ、脅かしている訳でも、ビビらせている訳でもありません。当然に訪れる未来なのです。

 

そんな未来を変えられるのは、私みたいなオッちゃんではなく今の若人なのですからね。  

 

 

感謝

 

下村しげお  

 

 

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