確かにライバルの失敗は甘い蜜のように、あたかも自分にとってラッキーなことのように見えがちですが、逆にそれを望むマイナスのパワーの方がよっぽど怖いのです。
これはテレビで見た話しですが、あのゴルフのタイガーウッズは勝敗を分ける大切なプレーオフの際、相手のパットを後ろからみて「入れ!」と叫ぶそうです。凄くないですか?
タイガーウッズは知っているんです。ライバルの成功を願う思考こそ、それが自分に返って来て自分の奇跡を生み出すパワーになることをです。まさにポジティブ成功者思考です。
さて、ではライバルが失敗した時、あなた様ならばどのような態度を取りますか?「やった、ざまあみろ!」ですか?、「よし、これで俺が上手くいくぞ!」でしょうか?
私ならば徹底的に手を貸すでしょう。別に恩を着せようという浅ましい考えではありません。事業をしていればいろいろなことが起こります。そうお互い様なんですよ。
成功するとは成功する仲間の質と数に比例します。このように考えればライバルもまた仲間でもあるのです。過去の歴史の偉人には必ず素晴らしいライバルがいるものです。
お互いを高め合うライバルの存在こそ必要不可欠なものであって、ライバルとは足の引っ張り合いをする相手では決してありません。失敗した時こそその人間性が見えるなんてよくあります。
もしかしたらそのライバルが良き共同経営者となるかも知れません。もしかしたらその手助けから新しいビジネスが生まれるかも知れません。まさしく塞翁が馬です。
大きな成功になればなるほど、ビジネスのコラボは必要になってきます。昨今もコラボが目立ってきているのも、その相乗効果の良策だからと言っても過言ではありません。
ちなみにコラボと言えば、孫正義氏のソフトバンクと豊田章男氏のトヨタ自動車の提携です。同じ業界のライバルではありませんが、AI技術と自動車というコラボこそ、これからの社会においては必要不可欠ではないでしょうか?
少し話しがズレましたが、ライバルの成功を願う度量こそ大将のマインドなんです。ライバルの失敗を喜ぶような狭い了見ではこの先の波乱万丈な社会では生きてはいけません。
ライバルさえも仲間にしてしまうほどの経営者こそ今最も求められる経営者です。あのスティーブ・ジョブズがウインドウズに歩み寄ったからこそ今のアップルがあるのです。
そしてそれを迎え入れたビル・ゲイツの懐の深さが、今のスマホユーザにとって最高の環境を作り上げたと言ってもいいでしょう。そうライバルこそ最高の仲間の証しです。
そんなライバルの有難さを分からなければ、大きな事業を牽引出来るはずもありません。「ライバルの成功=自分の成功」と捉えることが出来ることこそ真の成功者マインドです。
先程の質問を思い出して下さい。あなた様のライバルが失敗して苦しんでいたらあなた様はどうなさいますか?、はい「自分の出来るだけの手助けをします!」と答えて下さい。
これだけでもあなた様の成功は大きく近づいて来ます。言葉は言霊です。あなた様の感謝溢れる謙虚な言葉が、きっと違った形であなた様にチャンスを与えてくれることでしょう。
人を妬めば妬まれるのです。人を嫌えば嫌われるのです。その逆もしかりです。人に感謝すれば感謝されるのです。人を大切にすれば大切にされるのです。これこそが原則そのものです。
さあ、今回のブログの核心に入っていきましょうか。
今まで話してきたライバルとは?
人生において本当のライバルとは?
それは、、、、、、はい、、、まさしく
そう思考を転換してみて下さい。
可能性が花開いている時はいいのですが、事が上手くいかなくなりますとマイナス思考に襲われて前に進むパワーすら失ってしまいがちです。
そんな時に「自分」という最大の、そして最高のライバルを救えるのはたった一人の自分自身だけなのです。そんな大切な自分の失敗をあなた様は「ざまあみろ!」と喜びますか?
間違いなくどんな手を使っても救おうとするのではないでしょうか?、自分というライバルが崖っぷちに立たされて必死で叫んでいるのです。「どうすればいいんだ!?」・・・とです。
経営者とは、事業を牽引する人間とは、紆余曲折な世界にいます。調子の良い時もあれば悪い時もあります。特に調子の悪い時こそ自分という最大のライバルに手を差し伸べるはずです。
「挫けるな!」「もう一度やってみよう!」「諦めるな!」・・ではないですか?、このマインドこそ、そう命がけで救う真摯なマインドこそが成功思考、そう感謝思考そのものです。
「他人と自分は違うよ!」・・ではありません。
日本には「敵に塩を送る」という言葉があります。
素晴らしい言葉ですね。私も常に自分を厳しく律しながら、そして相手には思いやりの気持ちを忘れないことを心がけています。そのためには叱咤もします。それが愛情だからです。
それに気づけば間違いなくあなた様の人生は変化することでしょう。そしてもちろん自分自身のマインドも変わってくることでしょう。
感謝
下村しげお


