「労働者派遣法改正法」なるものが成立して、益々、正社員が減り契約社員やアルバイト・パートが増えていくことでしょう。
またAIの性能向上により、今まで人が行っていた作業もロボットが行うことで、労働者の仕事が奪われていく傾向にあります。もう今までの終身雇用制度が崩壊したと断言してもいいでしょう。
つまり企業に頼る時代は終わったということです。であればこれからの仕事の有り様とはどのようになっていくのでしょうか?
また労働者はどのように自分の身を守っていけばいいのか?・・・が問われていると思います。楽観視している方々も多いかと思いますが、零細企業はもちろん、大企業も含めての大変革です。
まして年金の受給資格も年々後退していき、60歳で定年を迎えてから10年以上はその資格を行使出来ない状況でもあります。このように頑張って企業に縛りついても待っているのは悲しい現実なのです。
「企業は人なり」という過去の産物に頼っていては大変なことになってしまいます。年金は70歳からなんて当然に現実的な話しです。
企業は益々グローバル化していき、その拠点さえこの日本から海外に流れていくことでしょう。企業は企業で生き残ることに必死ですから、社員の面倒なんて見ている場合ではないことが現実なのです。
厳しいようですが、いらない社員はいらないんです。必要のない稼げない社員は本当にいらないのです。これこそ経営者思考です。
とかく今までの労働者はいわゆる「企業に属する」ということが当たり前になってしまい、今のような時代の変化に付いていけないようです。
隠されたブラック起業化に伴い、リストラは当然に増加していくでしょうし、何のスキルも無ければ社会から弾き出される傾向が強くなってきます。もう自分の身は自分で守らなければいけない時代です。 そんな時に何の努力も無しに、企業にしがみつくのは時代錯誤と捉われても仕方ないのかも知れません。
今の若者の中には、そんな時代を見越して起業に走る方々も増えているようです。
そう、
企業に頼るではなく自分で経営してしまえ!
ですね。
私はこのような思考は大賛成ですが、それ相応の覚悟を持って行動して欲しいものですが・・・
とにかくあまり楽観的に捉えていますと、「こんなはずじゃなかった」なんてことに成りかねませんから、今からでもその準備はしておいた方が得策だと思います。
そのためには自分自身のスキルを上げることが求められます。そう自分自身の価値を上げなければいけません。
「もう歳だから・・・」なんて言っている場合ではありません。
またこれからの若者は特に自分自身のスキルアップを真剣に考える必要があります。もう「人柄の良さ」だけでは通用しません。
いかに価値を提供出来るか?いかに企業を儲けさせるか?それはまさに起業家思考そのものだとも言えるのです。このような起業家思考も労働者も持っていないと、最後は悲惨な結末が待っているだけです。
そこにはもう「依存体質」からの脱却が必要になってきます。そう「会社依存体質」です。自分自らが主体性を持って会社経営をしているというぐらいの意識が必要なのです。
与えられた仕事を淡々とこなしている時代ではありません。自ら仕事を作り出し、そして会社の売り上げに貢献する必要があるのです。まさしく起業家意識の構築こそ、今こそ求められるでしょう。
このような考えますと、「会社を利用する」という思考転換が必要です。そう会社に使われるのではなく、会社そのものを利用して稼ぐという意識です。
会社の信用、またリソース、お金をいかに利用して、自立するための準備をするか?、です。そんな会社のリソースを使って使って使いまくって、人生のジャンプ台を作るのです。
これはニートでもそうです。両親のリソースを利用していても、もうそのリソースが枯れてしまうのです。
であれば、ニートすらも存在出来ない厳しい社会になっていくということです。呑気にニートを気取っている場合ではありません。是非とも今の時間というリソースを使ってスキルを上げておかなければいけません。
でなければ孤独死ではありませんが、ニート死という言葉が生まれるかも知れません。そう両親が稼げなくなって、生活することが出来なくなった状態です。
もしも、このブログを読まれているニートの方々は、今こそ何かのスキルを身につけて「稼げるネタ」を用意しておくべきでしょい。ニートだけが持っている貴重な財産である「時間」を使ってです。
時間という概念で言えば、今こそニートにとってはチャンスです。フリーターはなんだかんだ言っても、時間を制限されています。
であればその「両親依存時間」を有効に使って、自分自身だからこそのスキルを身につけるのです。
そう、ニート時間を有効に使うのです。ニート死になるのが嫌であるのであれば、即行動です。
さあ、気がついたらテレビやゲームを止めてすぐに考えてみて下さいね。
感謝
下村しげお