光強ければ陰も濃い

世界を舞台に行動する

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よく「陰陽の世界」という言葉を聴いたことがあるかと思いますが、意外と実生活においては納得されないことが多々あります。人は陽ばかりを求め陰を拒むものだからです。

 

この自然界はこの陰陽の世界において成り立っており、陰と陽のつり合いは絶えずそれを保とうとするのです。ですから陰があればそれと比例して陽は必ず存在するということです。

 

「光強ければ陰も濃い」とは、陽が大きくなればそれと同じように陰もまた大きくなるという意味で、どちらか一方だけが大きくなるということも絶対にあり得ないのです。

 

ただどちらに意識を向けるかどうか、またこの陰と陽をどう捉えるかで、同じ陰陽でも全く捉え方が変わってくるんです。陽に意識を向けるのも陰に意識を向けるのも自由です。

 

このように自然界の摂理として「陰陽の世界」が絶対だとしたら、それらと上手に付き合っていくべきです。地球に引力があるようにそれを上手に利用すべきだと私は思います。

 

この世界は陰陽の世界なんです。

 

何か今日のブログ内容は難しいな・・と感じるかも知れませんが、実はとてもシンプルなことを書いているんです。ただこの摂理を見失う方々が多くそれを苦しみと感じているのです。

 

バイオリズムという言葉を聴いたことがある方は多いかと思いますが、私は人生というものは最後はプラスマイナスゼロだと思っています。そう陽マイナス陰はゼロということです。

 

陰マイナス陽がゼロという言い方も出来るでしょう。その振れ幅は人それぞれだとは思いますが最後はゼロで終わるんですね。波乱万丈な方も平凡な方も最後は一緒なんです。

 

人生のバイオリズムの最後はゼロなんです!

 

人生の陰陽の世界も最後はゼロなんです!

 

簡単に書きますと、喜びや楽しさが陽であれば苦しさや悲しさは陰です。つまり喜びや楽しさが多い方はその反対に苦しさや悲しさも多いのです。その逆に少ない方も同様です。

 

殆どの方々は他人の陽ばかりに目が向き、その反対に陰に関してはあまり意識をしません。だからそこには妬みや羨ましいという「隣の芝生は青い」状態になってしまうのです。

 

隣の芝生は全て青い訳では無いのです。青い部分があるのと同じように茶色の枯れた部分もあることを知りましょう。ただそれを見せないだけのことでみんな一緒なんです。

 

隣の芝生は青いだけじゃない!

 

自分の芝生も茶色だけじゃない!

 

ということです。この世界において全ては平等であり、晴れの日もあれば雨の日もあります。時間もみんなは24時間で私だけ25時間もあるということは絶対に無いんです。

 

では飢餓の国に生まれた子供たちはどうなんじゃ?、とか、生まれながらに障害を持っている方々は可哀想じゃないか?、というご意見も多数あるかと思います、、が平等なんです。

 

自然界の摂理においては平等なんです。

 

これらを説明していますと、ブログを超えて一冊の本になってしまいますので、ここでは敢えて触れませんが、現世界でそのような区別をしていますと陰陽の世界も理解出来ません。

 

ただ誤解しないで頂きたいのが「自然界の摂理において平等」ならば努力なんてする必要なんてないんじゃないか?、って・・それは違います。陰陽の大きさを変えるのは自分次第です。

 

貧乏の子供として生まれても億万長者になる方々もいます。障害を持ちながらもパラリンピックに出場する方々もいます。貧困国に生まれてもノーベル賞を貰える方もいるのです。

 

それは現世界での努力によるものであって、努力をしたのかしなかったのかの違いです。

 

ただ億万長者がいいとか、パラリンピックに出場するのがいいとか、ノーベル賞を取ったからいいとかとは陽だけを見てるに過ぎません。そんな方々にも当然に陰陽の世界はあります。

 

つまりは億万長者にも、パラリンピック選手にも、ノーベル賞受賞者にも陰があり、茶色の芝生があるのです。ただそれを見せない、または見ない、または快適と捉えているだけです。

 

いいですか?・・・

 

ただそれを見せない、または見ない、または快適と捉えているだけなんです。

 

ちなみに五行説とは「万物は水・木・火・土・金の五元素の性質を持つ」ということで、全てにおいて影響を与え合い、無駄なもの、いらないものはないということを指します。

 

つまりこの世界において必要のないものなどは無く、あなた様という存在も必要だからこそそこにあるということだけは知っておいて下さい。そして影響を与える力を持っているのです。

 

そう、あなた様は必要な方なんです。

 

私もあなた様も今の時点では書き手と読み手でありますが、それはほんの一面を見ているだけで、お互いに必要とされてこの日本国に生まれて今があるのです。奇跡のようにです。

 

そう、こうしている今は奇跡なんです!

 

奇跡とは摂理が重なり合い、それが必然の状態で起こる現象です。

 

こうして同じ人間として、同じ日本人として生まれて、このブログで出会えていることはある意味必然だと言えるのです。凄いことなんですよ。そして本当に有難いことなんです。

 

今日はこれだけは覚えておいて欲しいのです。

 

全てにおいて陰陽の世界がある。

 

自然の摂理の中で全ては平等である。

 

人生においてのバイオリズムの最後はゼロである。

 

この世界において必要の無いものなど無い。

 

出会いとはあなた様が望んで得た必然である。

 

です。如何でしたでしょうか?、少し哲学的なブログになりましたが、私の喜怒哀楽もあなた様の喜怒哀楽も、平等にこの世に存在して現象を起こしているということなんです。

 

感謝

 

下村しげお

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